6月下旬アジサイの花が咲いている下妻市の砂沼を一周しようと考えました。と言うより、
実際のところ、Мさんの家でホームページを作るのを応援する予定で、埼玉AALAの秩父へ行
く話を断ったばかりだったが、Мさんの都合で急遽中止になってしまった。今更秩父は間に
合わないし、家を出て夕方帰ると言った関係上時間つぶしをすることになった。日月と2日
間家にいたので、男の老後の辛いところだ。
しかし、実際に砂沼を散策してみて、周辺に住む人々を羨ましく思った。いつでもこういう
素敵な公園を散歩できるからだ。
①の観桜苑の駐車場から南に向かって出発した。②付近には湖畔を見ながらコーヒーが飲め
る洒落た喫茶店があった。年配の女性陣がたくさん休憩していたので、寄りづらくてスルー
した。すると、すぐそばに売れなそうな看板のパン屋さんを発見。早速手作りというパンを
購入した。そこで、一周するにはどのくらいかかるか聞いたところ、1時間ぐらいだという
ので、安心して出発した。気持ちが良い湖上を吹く風を味わいながら、写真を2枚とった。
③はプールのある公園で、作業の人々が公開日に向けて清掃をしていた。その先の橋を渡っ
て帰る途中の④の場所で思わぬハプニングが起きた。赤ん坊を乳母車に乗せた女性が、子供
の上着を落として知らずに行ってしまったのだ。昔の元気な私ならば追いかけて行って渡す
のだが、40分ぐらい久しぶりに歩いたせいもあり、追いかけられない。ちょうどそこへ、
下妻中学から下校中の自転車に乗った男子(多くの男子は躊躇って通り過ぎたのだが、一人
のスポーツマンらしき男子)が届けてくれた。立派な行為だと思う。
⑤にたどり着いた私は広場のベンチで、先ほどのパンを食べた後、駐車場に向かって歩き始
めた。ところが行けども行けども駐車場が出てこない。愛宕園と愛宕神社の位置を錯覚した
のだった。変だなあと思いながらも砂沼荘、茨城富士工場と過ぎて間違いに気づき、道路へ
出て駐車場まで戻ってきた。40分のところが、60分の散策となってしまった。これなら
ば、本当に一周した距離と変わらない。疲れたけれど、気持ちの良い一日となった。
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