8月5日(金)水上→敦賀 |
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水上ICから関越道にのって、小千谷付近を通ると、中越地震の復旧工事が あちらこちらで行われていた。地震の大きさを示すかのように、その周辺の 道路は高速道にもかかわらず、あちらこちらで波打っていて、ハンドルを取 られそうになる。まだまだ復旧工事はかかりそうだ。 長岡JCTで北陸道に乗り換えたが、昔と違って、2車線の広さになってお り、とても軽快に走れた。途中の有磯海SAで、「ますの寿し」とうどんが 半分ずつの定食を食べた。「ますの寿し」が結構旨かった。 カーナビによると、この調子だと、敦賀に2時半頃着いてしまうことが分か ったので、どっかに立ち寄ろうと計画をするが、高速だと車が早すぎて計画 どころではない。昨年高山から白川郷へ行ったときに途中で断念した「白山 スーパー林道」が脳裏に浮かんだが、遠回りになるのではと迷っている内に 分岐点の小矢部砺波JCTにさしかかった、とっさに曲がってしまった。つ まり、白川郷のそばの白山スーパー林道のコースを選択したのだ。水上IC から白川郷ICまで8000円かかった。今回からは、ETCなので、お金 が出ないので実感はないが、あとで通帳を見てびっくりするかも。 白山スーパー林道の料金は、片道3150円と少し高いが、思い出に残る道 だと思う。白山スーパー林道からの写真が何枚か撮れたので、早速アップし てみたので、見て下さい。 |
8月6日(土)敦賀→米子 |
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今日は広島の原爆の日なので、8時15分にテレビを見ながら、黙祷をした。 いつもながら広島の秋葉市長の演説は中身が濃いものがある。今度の広島の 数教協の大会にも数学者の秋葉忠利さんが見えると良いのだがどうだろうか? 9時に敦賀を出発すると、すぐに三方五湖の表示がでてきた。時間が少しある ので、寄ってみようとレインボーラインへ入っていった。レインボーラインの 山頂に展望台の公園があって、リフトで山頂に上がると、5つの湖と若狭湾が 一望に眺めることができた。少し煙っていたので、写真は良く写っているかど うか心配である。鍵は何故だかいっぱい架かっていた。鍵の公園なのかもしれ ない。 |
8月7日(日)米子→岩国 |
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三朝(みささ)温泉の三佛寺に行くには遠すぎるので、今回はあきらめて、米 子から近くの大山(だいせん)の大山寺に行った。米子の別荘地の感じがする 雰囲気の良い中腹を抜け、大山寺に着いた。急さかを登り切ったところに本堂 があり、裏手に石畳みの参道が奥宮まで続いていた。趣のある参道である。途 中に大山から湧き出す湧き水があり、汲みに来ている人々がいた。 奥宮の天井には絵も掛かっており、歴史を感じさせる建物であった。来た甲斐 がある所である。 |
8月8日(月)広島・数教協大会1日目 |
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広島鈴峯女子短大で行われる数教協の全国大会に参加するために、JR岩国駅 を9時27分発の各駅停車で出発しました。途中、瀬戸内海に浮かぶ島々、特 に宮島の美しさに見とれながら、45分ほどでJR五日市駅に到着、そこから 歩いて15分ほどで、会場に到着しました。 10時から「入門講座」が開かれていたので、30分の遅刻ですが、増島高敬 先生の「2時間で学ぶ量の理論」に参加、聞いていてほれぼれする内容です。 私の退職までの残り3年間の教育研究目標を見つけることができました。感謝 感激です。「小・中・高・応用で使われている内包量の分類とその指導方法の 研究」です。今日聞いた増島先生の話や最終日に聞く予定の銀林浩先生の話な どが参考になると思っています。 昼食は弁当を頼んでなかったので、町へ出て、広島の「お好み焼き」を食べま したが、とても美味しく思い出に残る食事でした。 午後、数教協ならではの本の販売と教具展などの「数楽の広場」に参加したと きの写真を連写しました。更に、多くの人と話をしましたので、楽しい一時で した。一次変換の「猫写し」で有名な小沢健一先生から声をかけられたのも感 激でした。 |
8月9日(火)広島・数教協大会2日目 |
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今日は9時半から始まるので、少し早くホテルを出たが、やはり到着は10時 になってしまった。もう少し近くにホテルをとれば良かったと後悔している。 午前中は、模擬授業だったので、3カ所顔を出した。少し欲張りだったかもし れない。 最初は、高校の模擬授業「不思議なメガネ 対数の世界」で、講師は北海道の 氏家英夫さん。昨年たっぷりと聞いたので、今回は途中で退席をした。 2番目は、小6の模擬授業「分数の乗除の意味」で、京都の下田正義さん。高 校生になっても分数の割り算が苦手な子が多いので、勉強のつもりで参加した が、昨日の内包量に関係のある「1あたり量」がキーワードだったので、参加 して良かった。 最後に、中学の模擬授業「歩いて探るグラフのひみつ」で、熊本の堀尾直史さ ん。女子中学生と活発に討論しながら授業をぐいぐいひっぱていくその姿に、 頼もしさを感じた。グラフを実験しながら探っていったので、こうすればグラ フの意味を理解できると痛感した。 |
8月10日(水)広島・数教協大会3日目→萩 |
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ホテルα−1岩国を車で後にして、大会会場の広島鈴峯短大の駐車場に9時4 5分頃到着した。しかし、もう数学サロンは始まっており、銀林浩先生の「量 の理論再構築」に参加した。2つの量に比例する複比例の話を中心に進んでい た。地震の話などがあり、応用で使われている「量の理論」の再構築のすすめ が話された。少々難しい話だった。 最後に、閉会式があり、そこに秋葉忠利広島市長が出席してくれた。平和の運 動を進めていくのは、数学の持つ論理性が役立つと言うことが市長の話を聞き ながら思った。市長の話が聞けてラッキーであった。 |
8月11日(木)萩→山口俵山温泉 |
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飯島さんと民宿「萩の宿」に泊まって、萩の見物をしてから新幹線の新山口駅 まで送る約束だったのだが、飯島さんが新幹線の時間「3時」のところを「1 3時」と間違えて切符をとってしまったので、萩の見学3カ所だけになってし まった。時間があれば秋吉台や秋芳洞の見学も予定していたのだが、残念であ る。 見学したのは、最初に吉田松陰や高杉晋作たちのお墓と吉田松陰の生家跡を見 学した。吉田松陰のお墓は他の人達と同じ小さなものだった。何か偉ぶらない 自然体を感じて嬉しくなった。 次に、東光寺(とうこうじ)、ここは毛利家の奇数代の殿様のお墓と家来たち が寄進した灯籠が有名である。夜、灯籠に灯りが入ったら綺麗だろうなあと早 朝に想像した。 その門前のお土産屋で、親へのお土産に萩焼の夫婦湯のみを買った。喜んでく れるかな。 最後に、萩城跡のそばから、舟から見る風景も良いかなと思って、舟に乗った。 一人1200円と結構安かったし、舟から見る萩の町も良いものである。飯島 さんは感激してくれたので、この企画は良かった。 |
8月12日(金)山口俵山温泉→姫路 |
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昨日は「川の湯」に入ったので、今朝は「町の湯」に入った。どちらも気持ち の良いツルツルな湯である。ちなみに入浴料は「川の湯」と「町の湯」は35 0円で、新しい「白猿の湯」は700円である。 |
8月13日(土)姫路→伊那市 |
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今日は姫路から長野県伊那市へ行くので、見学はしないでひたすら向かった。 帰省ラッシュにやはりぶつかって、神戸から大阪の間と彦根の所が大渋滞だっ た。しかし、早めに行動したのが功を奏して、80分ぐらいの渋滞で済んだ。 夜テレビで見たら3時間の渋滞とか言っていた。 昼飯は大津の押し寿司弁当を買って渋滞の車の中で食べたので、阪神自動車道 の渋滞も苦痛ではなかった。 中央自動車道の飯田ICでおりて、飯田市の様子を見ながら伊那市へ向かった が、1時間ぐらいかかった。右に天竜川の川面と南アルプスが雲の合間からち らりと見えた。明日は晴れると良いのだが。17:30に到着したので、高遠 城址の見学は明日にする予定である。 ホテルルートイン伊那は2階建ての瀟洒なホテルだった。活性石温泉大浴場も ついており、洞窟風呂のようで素敵だった。 |
8月14日(日)伊那市→自宅 |
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昨日見そびれた高遠城址を朝一番で見学に行った。 高遠と言えば、保科正之が有名である。保科正之は、徳川二代将軍秀忠とお静 の子として生まれ、幸松と名付けられる。しかし、正室お江与の方に頭の上が らなかった秀忠は、正之(幸松)を正式には認知せず、見性院(武田信玄の二 女)に養育される。武家の男子は、7歳から学問と武芸の稽古を始めなければ ならず、見性院は、最も信頼のおける信州高遠の城主保科正光に正之を託した。 正之は、保科正光の養子となり、寛永8年(1631)、21歳で高遠藩主と なる。三代将軍家光は、正之を実弟として、最上山形、続いて会津の城主とし、 幕政にも重く用いる。 歴史博物館もじっくり拝見した。桜の季節のビデオも見たが、素晴らしい桜で その季節に訪れたいものである。 絵島生島事件の大奥の絵島が流されたのが高遠であり、その囲み屋敷があった。 その他に、阪本天山・伊沢修二・伊沢多喜男・中村不折などが印象に残った。 |