栃木県藤岡町ハイキング(2001年5月4日)


ハイキングを兼ねて、いろいろな町の散策をしてみようと計画を立てて、
実行した第1弾です。
下野新聞社発行の「栃木の日帰りハイキング」(小杉国夫著)p118
を参考に、約10km、2時間半のハイキングでした。



1.遊水池会館

 渡良瀬遊水池に隣接した遊水池会館の大きな駐車場に車を停めて、さ
っそく歩き始めた。右手に渡良瀬運動公園を見ながら心地よい風に吹か
れて歩いていった。



途中で、道路を横切り、「将軍地蔵伝説」という小さな祠を見ながら、
渡良瀬川の方へ歩いていった。この地蔵は、源義仲の息子が頼朝に追
われ、北条政子にかくまわれながら落ち延びていくのに関係している
みたいだが、本当に小さな祠だった。

2.田中正造

 川にかかった新開橋を渡って直ぐ右に、田中正造を展示した歴史民俗
資料館があったが、あいにく休館日であったので、中には入れなかった。
入口に田中正造翁の銅像があったので、写真に撮った。



 次に田中霊祠へ向かった。渡良瀬川に沿って、西へ向かったが、車の
排気ガスがかかり歩きづらかった。自分が車を運転しているときはさほ
ど思わないが、歩く人の身になるとイヤなものだ。
田中正造の骨を分骨した神社が小森に囲まれてひっそりたたずんでいた。
藤岡の町に戻るときに見た新開橋の写真である。



3.藤岡城址

 町の中央通りを駅方面に歩き、町中を横切って、駅の反対側に出ると、
小高い丘の上に、平将門の時代まで遡るという城跡がほんの一部残って
いた。その木陰に座り、おにぎりを頬張ったが、美味いこと。ハイキン
グでのおにぎりは最高である。
城址を撮影した。



4.藤岡神社

 畑の中や田舎の町並みを抜けると、森の中に藤岡神社があった。宮司
さんも誰もいなかったが、古い神社であった。安土桃山の時代まで遡る
ようだ。西日を受けて神社の写真が写りが良くなかった。



 裏から入ったので、帰りは表の鳥居を撮影した。鳥居の横に樹齢37
4年のケヤキが2本見上げるように立っていた。



 この後、スタート地点の遊水池会館へ戻っていったが、途中の繁桂寺
の立派な境内を見させてもらった。

 藤岡の町の渡良瀬川沿いに、ナマズの天ぷらの売っている店があった
ので、一匹丸ごと天ぷらにしているのを1000円で購入してお土産に
した。(骨が多くて苦労したが、味は忘れられない美味であった。)

 これからもいろいろなハイキングコースの紹介が出来たらと思ってい
る。