質問<113>99/1/13
from=村尾 蘭
「場合の数」


もうすぐ、センター試験、3年生のみなさんはがんばって
下さい。
早速、問題ですが、

(問題)
平面上に10個の点がある。
(1)10個の点のうちどの3点以上の点も1直線上に
ないものとする。このとき次の各問いに答えよ。

 <1>10個の点のうち2点を結んでできる直線は何本ですか
 <2>10個の点のうち3点を結んでできる3角形は何個でき
るか。

(2)10個の点のうち2点を結んでできる直線が33本あるとす
る。ただし、どの4点以上の点も直線上にないものとする。
このとき次の各問いに答えよ。

 <1>10個の点のうち3点を通っている直線は何本あるか。
 <2>10個の点のうち3点を結んでできる3角形は何個でき
るか。

以上です。ちなみに、(1)の方は解けたと思います。
宜しくお願いします!!


お返事99/1/15
from=武田


問(1)<1>
組合せの計算をして、
   10×9
102=────=45
    2×1
したがって、10個の点のうち2点を結ぶ直線は45本ある。

問(1)<2>
   10×9×8
103=──────=120
    3×2×1
したがって、10個の点のうち3点を結んでできる三角形は
120個ある。

問(2)<1>

3点同一直線を1本とすると、同一でないときは3本より、
10個の点のうち3点が同一直線上にある直線の数をxとす
ると、
33-x+3x=45
2x=12
∴x=6本……(答)

問(2)<2>

3点が同一直線にあるとき、三角形は1個消滅するから、
10個の点のうち3点が同一直線上にあるのが、<1>より
6本だから三角形が6個消滅するから、
120-6=114個……(答)