質問<1193>2003/5/3
from=エリイ
「場合分け」


前回はありがとうございました。またお願いします。

|x+2|+|x-1|の絶対値記号を場合分けしてはずしなさい。

という問題なのですが、次の3通りに場合分けしています。
①x<-2
②-2≦x<1
③1≦x

しかし、-2=xの場合と、x=1の場合をまとめて②と③で
やっています。
なぜ、x≦-2や、x≦1の場合はないのでしょうか。

解答では、はじめから
A≦x<B
のように、左側のほうには不等号の下に等号を付け、右側には
下に等号をつけていません。

よくこのような形を見るような気がするのですが、
このように、「左側のほうには不等号の下に等号を付け、右側
には下に等号をつけないほうがのぞましい」という暗黙の決まり
のようなものがあるのでしょうか?

また、x=-2の場合、のように、イコールの場合だけに場合分け
しなければいけない時もあると思うのですが、なぜ、はじめから
A≦x<B
のような形にできると分かるのでしょうか。

よろしくお願いします。


お返事2003/5/9
from=武田


|x+2|について場合分けすると、
①x+2<0のとき、x<-2
  |x+2|=-(x+2)
②x+2=0のとき、x=-2
  |x+2|=0=(-2)+2=x+2
③x+2>0のとき、x>-2
  |x+2|=x+2
したがって、
場合分けするとき、
x<-2の場合と、x≧-2の場合とするわけです。