質問<1407>2003/9/20
from=とも
「確率」


1. 大.中.小のさいころの目の数をそれぞれa.b.cとするとき
  a<b<cとなる確率は「ア」であり、abcが全て異なる確率は、
  「イ」である。

2. 目の積が偶数となる確率は「ウ」である。最大の目と最小の目の差
  が1となる確率は「エ」である。

解き方を教えて下さい。


お便り2003/9/22
from=T.Kobayashi


(1) 全て異なるのは (5/6)(4/6)=5/9.
大小が決まっているのは、上の組み合わせ数と考えれば、(5/6)/3!=5/54.
(2) 余事象は全て奇数。1-1/2^3=7/8.
全て (1,2),(2,3),(3,4),(4,5),(5,6) で、全て同じではない。
(2^3-2)*5/216=5/36.


お返事2003/9/22
from=武田


(1)
(ア)
a<b< c となる確率は、
1 2 3~6 で4通り
1 3 4~6 で3通り
1 4 5、6 で2通り
1 5 6   で1通り
2 3 4~6 で3通り
2 4 5、6 で2通り
2 5 6   で1通り
3 4 5、6 で2通り
3 5 6   で1通り
4 5 6   で1通り
すべて合計して、20通り
3つのサイコロの目の出方は、6×6×6=216通り
  20  5
∴―――=―― ………(答)
 216 54

(イ)
abcがすべて異なる確率は、
6×5×4=120通り
 120 5
∴―――=― ………(答)
 216 9

(2)
(ウ)
2つのサイコロA,Bの積と考えて、
Aが偶数(2,4,6)の時、Bは何でも良いから、3×6=18通り
Aが奇数(1,3,5)の時、Bは偶数(2,4,6)だから、
                        3×3= 9通り

18+9=27通り
 27 3
∴――=― ………(答)
 36 4

(エ)
2つのサイコロA,Bの差が1より、
(1,2)(2,3)(3,4)(4,5)(5,6)
5×2=10通り
 10  5
∴――=―― ………(答)
 36 18