質問<1847>2004/8/5
from=翔まんま
「順列組み合わせ」


(1)1から1000までの自然数すべて書き並べるとき、5という数字は何個現れるか。
(2)1から2000なでの自然数の中で、少なくても1つは8という数字を含むものは
いくつあるか。

自然数を全部書き並べてしまいました。(笑)
ほかに方法はないのでしょうか・・・。


お便り2004/8/7
from=TUNENISI KENN


(1)
「0から999までの自然数すべて書き並べるとき、5という数字は何個現れるか。」
と問題を変更しても答えはかわらない。また1→001、15→015と言う風に
全てを3桁の数に対応させる。このようにすると0~9
間での数の出る回数は同じになるので5の出る回数は、
(3桁の数の種類の数)×(桁数の)3÷10=300

(2)
「0から1999までの自然数の中で、少なくても1つは8という数字を含むものはいくつ
あるか。」と問題を変えても答えはかわらない。(1)と同様の方法数を対応させで、
千の位のかずが0のばあいをかんがえる。このとき8が一つも出ないのは、
(3桁の数の種類の数)-8の出ない3桁の数の種類の数)=1000-729
=271
千の位が1の場合も同様で271個なので
542個


お便り2004/8/7
from=wakky


(1)
0~9の10個の整数を、重複を許して3桁並べるときに、5が何個現れるかと
考えます。
ただし、000は除外(結局関係ないですけど・・次の問題は関係してきます。)
1000には5が含まれないので無視して3桁で考えます。

①3桁の中に5が1回だけ現れる場合
□□5、□5□、5□□ の三種類の形があります。
□の中には5以外の何がきてもいいから
9通り×9通り×3種類の形×1回=243個

②3桁の中に5が2回現れる場合
□55、55□、5□5 の三種類の形があります。
□の中には5以外の何がきてもいいから
9通り×3種類×2回=54個

③3桁が全部5の場合
555の1種類だけ
1種類×3回=3個

以上①②③から
243+54+3=300個

(2)
千の位は0か1か2だから、8には無関係。
だから1~1000のうち少なくとも1つの8を含むもの数を調べて
2倍すればいいですね。
これも、3桁で考えます。
3桁の整数のうち、8を含まないものがわかれば、残りは少なくとも1つは
8を含むことになりますね。
ただし、3桁で考えますが、1000には8が含まれないので、あとで加える
必要があります。
まず、8を含まない3桁(重複を許す)の整数は
各桁が全部8以外ですから
9×9×9=729個
ところが、この中には、000が入っちゃってますから、
1個除いて、1000には8が含まれないので1個加えます。
結局1~1000には729個の8を含まない整数があることになります。
1001~2000 も729個ですから
2000-(729+729)=542個
となります。

ちなみに、エクセルを使って確かめてみましたが、
(1)(2)とも同じ結果となりました。


お便り2004/8/7
from=○○


(1) 3*(10^2) = 300 ヶ。
(2) 2000-2*(9^3) = 542 ヶ。