質問<2677>2005/11/9
from=テリー
「幾何学」


凸四辺形OABCにおいて、
OA=28,AB=21,BC=5,∠OAB=∠OBC=90°であるとき
∠AOCの大きさを求めよ。
ただし、近似値,三角関数表などを用いずに厳密に求めよ。

★希望★完全解答★

お便り2005/11/10
from=/で


図を書いて考えたら、三角形の相似から見えますよ。

ABのB側への延長線と、Cを通りOAに平行な線との交点をDとします。
CからOAに下ろした垂線とOAとの交点をEとすると、
△BDCと△OABにおいて、
∠BDC=∠OAB=∠R
∠CBD=∠BOA=∠R-∠ABO
よって二角相当より△BDCと△OABは相似
また、これらの直角三角形は三辺の比が3:4:5ですから
BD=4
ゆえに AD=EC=25
CD=EA=3
ゆえに OE=25
よって△EOCはEO=EC=25、∠OEC=∠Rの直角二等辺三角形
ゆえに∠AOC=∠EOC=45度


お便り2005/11/10
from=wakky


計算過程は省略します。
三平方の定理から
OB=35、OC=25√2
∠AOB=α、∠BOC=βとおくと
∠AOC=α+β
△AOBについて
余弦定理から
cosα=4/5
したがって、sinα=3/5
△BOCについて
余弦定理から
cosβ=(7√2)/10
従って sinβ=(√2)/10
以上から
加法定理によって
cos(α+β)=√2/2
※sin(α+β)でも同様。
よって
∠AOC=α+β=45°・・・(答)


お便り2005/11/11
from=UnderBird


⊿OABで∠AOB=αとおくと、tanα=21/28=3/4
また、三平方の定理からOB=35が求まり、
⊿OBCで∠OBC=βとおくと、tanβ=5/35=1/7
よって、∠AOC=α+βに正接の加法定理を用いて
tan(α+β)={tanα+tanβ}/{1-tanαtanβ}
     ={3/4+1/7}/{1-3/4×1/7}=1
0°<α+β<180°だから、α+β=45°


お便り2005/11/11
from=けんさん


三角関数の加法定理を利用します。
∠BOA=α、∠COB=βとする。
三平方の定理などからOB=35、OC=25√2となるので
Cosα=28/35、sinα=35/21、cosβ=35/25√2、
sinβ=5/25√2。
Cos(α+β)=cosαcosβ-sinαsinβ
       =1/√2
よってα+β=45°(π/4)・・・(答)