質問<284>2000/7/15
from=ゆうき
「順列(1)」


お世話になってます。御願します。

5個の数字1、2、3、4、5の全部を一列に並べて作る五桁の整数のうち、万の位に
1が来る事も千の位に2がくることもないようなものは何通りあるか?

最後の方で、120-(24+24-6)=答え!となってます。
何故、-6なのでしょうか?ダブリを引いたって事なのでしょうか?教えてください。
よろしくお願いします。


お返事2000/7/17
from=武田


集合で考えると分かりやすいでしょう。
U={1,2,3,4,5で作られる5桁の整数}
A={万の位に1がくる5桁の整数}
B={千の位に2がくる5桁の整数}
n(U)=5!=120通り
n(A)=4!=24通り
n(B)=4!=24通り
A∩B={万の位に1が、かつ千の位に2がくる5桁の整数}
n(A∩B)=3!=6通り

A∪B={万の位に1が、または千の位に2がくる5桁の整数}
n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)
      =24+24-6
      =42通り
したがって、
n(U)-n(A∪B)=120-42=78通り……(答)
質問の通り-6はダブりを引いたものです。