質問<2959>2006/2/14
from=ふじこ
「図形」


△ABCの辺BCの中点をMとし、∠AMBの二等分線がABと交わる点をD、
∠AMCの二等分線がACと交わる点をEとする。
このとき、DE〃BCであることを証明せよという問題です。
よろしくお願いします。

★希望★完全解答★

お便り2006/2/16
from=angel


角の二等分線に注目
「(内)角の二等分線定理」より
 MA : MB = DA : DB
 MA : MC = EA : EC

今、M が BCの中点のため、MB=MC
よって、DA : DB = EA : EC

これにより DEとBCが平行であることが証明された。(※)

※細かく言うなら、
 DA : DB = EA : EC ⇒ AD : AB = AE : AC
 AD : AB = AE : AC、∠A 共通により、△ADE∽△ABC
 よって、∠ADE = ∠ABC
 同位角が等しいため、DE と BC は平行


お便り2006/2/16
from=/で


角の2等分線の性質(※)から、
MA:MB=AD:DB
MA:MC=AE:EC
ここで、MB=MCより
∴AD:DB=AE:EC
∴DE〃AB
           (証明終り)

(※)角の2等分線の性質
△ABCにおいて、∠Aの2等分線と辺BCの
交点をDとすると、
  AB:AC=BD:DC
である。

(証明)
BAの延長上にAE=ACとなる点Eをとると、
  AD〃AC
となる。
(∵∠E=∠ACE、∠E+∠ACE=∠BAC=2∠DAC
 ∴∠DAC=∠E ∴錯角が等しいのでAD〃AC)
すると、
AB:AC=AB:AE=BD:DC
              (証明終り)