質問<309>2000/8/28
from=ゆうき
「偶関数と奇関数の定積分」


∫ -1から1 (X2乗ー│X│+2)dxの定積分を求めよ。

で、何故∫ -1から1 (X2乗-│X│+2)dxが
   2∫  0から1 (X2乗- X +2)dx
となるのでしょうか!!??
│X│←奇関数だから0ではないのでしょうか??
あと、何故│X│は、マイナスがつく場合と、
プラスが付く場合について考えないのでしょうか??
教えてください。よろしくお願いします。


お返事2000/8/29
from=武田



偶関数の定積分は図より、左右対称となるので、片一方の2倍という計
算が出来る。
問題の絶対値関数y=|x|のグラフも

となるので、偶関数と同じにできる。その際、右のグラフy=xが定積
分で使われる。
∫-11(x2 -|x|+2)dx
=2∫0 1 (x2 -x+2)dx
=2[x3 /3-x2 /2+2x]0 1 
=2(1/3-1/2+2)=2×(2-3+12)/6=11/3……(答)