質問<3171>2006/5/15
from=統計初学者
「2種類の正規分布表??」


統計の勉強をしているのですが、数値が違う正規分布表が出てきました。1つは

      0.00   0.01   0.02   0.03
0.0 500000 503989 507978 511966 ・・・
0.1 539828 543795 547758 551717 ・・・

となっていて、もう1つは

       .00    .01    .02    .03
0.0 0.0000 0.0040 0.0080 0.0120 ・・・
0.1 0.0398 0.0438 0.0478 0.0517 ・・・

となっています。表記の仕方も本に載っているままここに掲載したので
統一感がなくてごめんなさい。

1つ目の表はZ~の面積を表していて2つ目の表は
0~Zの面積を表しているのかなとも思いましたが
だとすると、1つ目の表でz=0.0の値よりz=0.1の値
の方が大きくなるのはおかしいですよね。

何か根本的な見間違いをしているのでしょうか。
よろしければ教えてください。
よろしくお願いします。

★希望★完全解答★

お便り2006/5/18
from=亀田馬志


1番目の正規分布表をもう一回見てみましょう。

0.000.010.020.03
0.050.000050.398950.797851.1966・・・
0.153.982854.379554.775855.1717・・・
全部から50(%)引いてみましょう。
0.000.010.020.03
0.00.00000.39890.79781.1966・・・
0.13.98284.37954.77585.1717・・・
もう分かりましたよね? 最初の正規分布表はz=-∞~0の範囲の累積確率50%を加算してのものだったのです。 このテの試算は全てMicrosoft Excelのnormsdist関数で見れるので、ご自分で試してみてください。