質問<3245>2006/6/13
from=まゆな
「微分の公式」


数Ⅲ、「絶対値を含む対数関数の導関数」で「x<0のとき」とか、
「xの正負に関係なく」とか出てきますが、真数は必ず正だと思っていたので
不思議な感じがします。

★完全解答希望★

お便り2006/6/15
from=wakky


対数の底はeとします。
logxの定義域は、知ってのとおり x>0 です
x>0として、logxを定義に従って微分すると
(logx)’=1/x となります。
(これは参考書などに出ているはずです)
さて
x<0のときはどうでしょうか?
x<0のとき -x>0 なので
log(-x)を定義することができますね。
それで、合成関数の微分を用いて
{log(-x)}’
=(-1)×(-1/x)=1/x
すなわちlog|x|=1/x となります。


お便り2006/6/17
from=ZELDA


おそらくそれは、こういうものではないでしょうか?
たとえば、

f(x)=log(-x)  (x< 0)
をxで微分せよ。

あるいは、
f(x)=log|x| x≠0
をxで微分せよ。

このようなタイプになっているとしたら、それぞれの場合で、
真数が正になっているのですが。間違っていたら、」すいません。