質問<3328>2006/8/15
from=小豆
「確率論」


いつもお世話になっています。高校以上の内容だと
思いますが,教えて下さい。宜しくお願いします。

①独立な確率変数の列X1,X2...が同じ平均μ,
分散σ^2をもつとき,任意の整数αに対して
    Yn=  ∑Xj-nμ
     --------- は0に確率収束することを示せ
     n^1/2+α

②独立な確率変数の列X1,X2...が確率分布
p(Xn-1=-n) =1/n^2 ,p(Xn-1=n/n^2 -1) =1-1/n^2  をもつとき,
 Ⅰ)平均値(n≧1)を求めよ。
 Ⅱ)∑Xj はn→∞ のとき,∞に概収束することを   示せ。 

*収束の問題がどうしても理解できません。
①は中心極限定理を使うのでしょうか?   

★完全解答希望★

お便り2006/8/17
from=juin


α>0とする。
チェビシェフの不等式を使う。ε>0とする。
P(|Yn|<ε)=P(|ΣXj-nμ|^2/{n^(1/2+α)}^2<ε^2)
=P(|ΣXj-nμ|^2<n^(1+2α)ε^2)
<1-nσ^2/{n^(1+2α)ε^2}
=1-σ^2/n^(2α)ε^2 →1 as n→∞
つまり、ε>0に対して、limP(|Yn|<ε)=1が成り立つ。