質問<599>2001/8/11
from=すもも
「式の値と確率」


[1](1)(1/2-√3)^3の整数部分と小数部分を求めよ

(2)1/2-√3の整数部分がa、小数部分がbのとき、
a,b,2(a+b^2)/bの値を求めよ

[2]A,B,C,D,E,F,Gの7人がいる。
(1)この7人が1列に並ぶとき
(ア)AとBが隣り合うような並び方は全部で何通り
(イ)AとGが両端にくるような並び方は全部で何通り
(ウ)A,B,Cの3人が隣り合うような並び方は全部で何通り

(2)この7人が円形に並ぶときの並び方は全部で何通り


お返事2001/8/16
from=武田


問1
(1)
  1      2+√3
(――――)3 =(――――)3 =(2+√3)3 
 2-√3    4-3

=8+12√3+18+3√3=26+15√3
=26+15・1.7320508………
=26+25.980………
=51.980………
整数部分51、小数部分0.980………(答)

※これでいいのかちょっと迷っている?

(2)
 1   2+√3
――――=――――=2+√3=3+(√3-1)
2-√3 4-3       ↑  ~~~~↑~~~
               整数部分 小数部分

a=3,b=√3-1………(答)

2(a+b2 ) 2{3+(√3-1)2 }
―――――――=――――――――――――
  b        √3-1

        2(3+3-2√3+1)(√3+1)
       =――――――――――――――――――
              3-1

       =(7-2√3)(√3+1)
       =1+5√3………(答)

問2
(1)
(ア)隣り合うAとBをまずは1つと考えて、C、D、E、F、Gと合
わせて6個あるとして、
6 6 2 2 =6!・2!=720・2=1440通り………(答)

(イ)両端にAかGが入るから、残りB、C、D、E、Fの5個を
並べて、
2 2 5 5 =2!・5!=2・120=240通り………(答)

(ウ)AとBとCを1つのまとまりと考えて、D、E、F、Gと合わせて
5個あるとして、
5 5 3 3 =5!・3!=120・6=720通り………(答)

(2)
7人が1列に並ぶとして7 7 =7!
円形に並ぶと、先頭が一周する7回分は同じ並び方になるので、
7!÷7=6!=720通り………(答)

※円順列の時は、(n-1)!通りと覚える。