質問<848>2002/5/20
from=きんたろう
「三角関数」


『ΔABCの頂点A,B,Cの対辺の長さを、それぞれa,b,cとする。
(b+c):(c+a):(a+b)=4:5:6のときsinA:sinB:sinC
を求めよ。また、sin2A:sin2B:sin2Cを求めよ。』っていう問題の解き方が
全く分かりません…。
「sinA:sinB:sinC=a:b:c」を使うのかな?とか思ったんですけど、
できないんです…(号泣)
明日、テストなんで、できるだけ早く知りたいのですが…。


お便り2002/6/8
from=d3


(b+c):(c+a):(a+b)=4:5:6から,
正の定数kを用いて,
{b+c=4k
{c+a=5k
{a+b=6k とおけ,左辺は左辺,右は右ですべてを加えると,
a+b+c=15k/2となり,
これから,(a,b,c)=(7k/2,5k/2,3k/2)で,
あらためて,(分数では面倒なので,kを2kとかき換えて)
(a,b,c)=(7k,5k,3k)として構いません.
正弦定理から,
sinA:sinB:sinC=a:b:cで,
sinA:sinB:sinC=7:5:3です.
辺の大きさから,Aが最大の角です.
sin2A=2sinAcosAなので,同様に,
余弦定理から,
cosA=(b^2+c^2-a^2)/(2bc)=-1/2で,
cosB=11/14,cosC=13/14.
cosA:cosB:cosC=(-7):11:13で,
sin2A:sin2B:sin2C=(-49):55:39

>明日、テストなんで、できるだけ早く知りたいのですが…。
間に合いませんでしたね(^^;