エッフェル塔まで 二階建てバスで行く。 二階に乗り街を眺める。。街を彩る緑はマロニエ。丸い実が下がっている。 栗のイガのよう。 凱旋門が見えた。門の左右の彫刻がいい。 近距離から見上げるとエッフェル塔はとても大きい。広場は人でいっぱい。 エレベーターで上るのに並んでいるのだ。私たちは足で上ることにした。 階段は広い。脇を鉄骨で囲まれているから怖くなかった。 「エッフェルの 巨大な足の 真ん中で 抱きあうパリの 恋人たちよ」(雛菊) 550段上り中腹へ。パリが一望できた。道が放射状に延びている。 セーヌ川クルージング。 川からルーブル、オルセーなど眺めた。 途中の何本かの橋もよかった。 川岸にはイスにすわって川を眺めている人がいっぱい。 サンチェアーで日光浴の老夫婦。絵を描いている人。 一周コースでエッフェルに戻ってきた。 川岸のカフェでバゲットのサンドウイッチとコーヒー。卵やハム野菜がはさんであった。 パンがおいしい。夫はこのサンドが気に入ったようだ。 シテ島のノートルダム寺院 。 ここでもうえに上がるため並んだ。5メートルほどの列。 待っている間、おもしろいおじさんがいた。 道歩く観光者に日本でいうと「ひょっとこ」みたいなゴムのお面かぶって、 後ろから現れおどかすのである。 若い娘がキャーと驚く。驚く姿を眺めてみんな笑うのだ。 このお面ノートルダム寺院の特徴をなすキマイラのつもりなのか。 キマイラは架空の鳥、怪物、動物の彫像だが、寺院から首を伸ばし外界を見渡している。 らせん階段は狭く目が回るほどだったが、キマイラが目の前で見られた。 粘土で作ったようなおおらかでユーモアがある。 上には大鐘があった。 下に降り正面からノートルダム寺院の全体像を見た。側面と全く違う表情をしている。 正面入り口も人の列。正面の聖堂には「バラの窓」と呼ばれている有名なステンドグラス があるのだ。残念だが見る時間がなかった。 夕食はホテル近くすしの店。 フランスに来てキリンビールと寿司か?とつっこまれそうだけど、夫がお米ものが 食べたいと言うから。 味? おいしいわけないけど、夫はお米が食べられて嬉しそう。 どうも経営は日本人ではなく、台湾の人っぽい。 |