質問<2545>2005/8/22
from=みやび
「三角関数のグラフ」


関数y=asin(bx-c)+d・・・①について考える。
ただし、a>0、b>0、0≦c<2πとする。
関数①の周期のうち正で最小のものが(2π)/3であるとき、b=アである。
b=アにおいて、関数①のグラフが関数y=asinbx・・・②のグラフをx軸方向
にπ/6、y軸方向に-1だけ平行移動したものであるとき、c=イ、d=ウである。
さらに関数①のグラフが点(π/3、1)を通るとき、a=エである。
よって関数①と関数②のグラフにより、方程式asinbx=asin(bx-c)+dは
0≦x≦2πにおいてオ個の解をもつことがわかる。

答えはア=3、イ=π/2、ウ=-1、エ=2、オ=6なのですが、
解き方がわからないのでどなたか教えて下さい。。

★希望★完全解答★

お便り2005/9/27
from=wakky


y=asin(bx-c)+d というのはいったい何者?
ってことでしょうね。
y=asin(bx-c)+d=asin{b(x-c/b)}+d・・①
つまり
y=asinbx・・②を
x軸方向にc/b,y軸方向にdだけ平行移動したものです。
①と②の周期は同じであることはわかるでしょうか?
sinxの周期は2π
sin2xの周期はπ
では、sinbxの周期は?
x軸方向に平行移動して
さらにy軸方向に平行移動しても周期は変わりませんよね。
以上が理解できていればアイウエは求まります。
あとはグラフをきちんと書けば
解の個数がわかるでしょう。