質問<2597>2005/9/25
from=TSUKASA
「三角比と図形」


△ABCにおいて、AB=5、BC=2√3、
CA=4+√3とする。
このとき、cosA=[ ]である。

△ABCの面積は、[ ]であり、△ABCの外接円Oの半径は、[ ]である。

Bを通りCAに平行な直線と円Oとの交点のうち、Bと異なる方をDとする。
このとき、CD=[ ]、BD=[ ]であり、台形ADBCの面積は[ ]である。

[ ]を求めなさい。

★希望★完全解答★

お便り2005/10/2
from=wakky


△ABCにおいて余弦定理を利用して
cosA=4/5
これよりsinA=3/5だから
△ABCの面積は
(1/2)AB・CA・sinA=6+(3√3/2)
外接円の半径は△ABCにおいて正弦定理から
BC/sinA=2R(Rは外接円の半径)
よって
R=5√3/3
AB>BCだから点Dは辺ABに関して点Cの反対側にある。
また、四角形ADBCは等脚台形で、AD=2√3
(∠CAB=∠ABD(錯角)で、正弦定理からAD=2√3であることが分かる)
cos∠ABD=4/5だから
△ADBにおいて余弦定理から
AD^2=BD^2+AB^2-2BD・AB・cos∠ABD
∴BD=4±√3
ABの長さは外接円の直径より短いからDB<AC
(円に内接する長方形の対角線の長さ=外接円の直径)
∴BD=4-√3
∠BDC=∠CAB(円周角)よりcos∠BDC=4/5
△DBCにおいて余弦定理から
BC^2=CD^2+BD^2-2CD・BD・cos∠BDC
これを解いて
(因数分解はたすきがけで、できます)
CD=5または7-8√3
CD>0よりCD=5
ここまでできれば
台形の面積は
△ABCの面積が既知なので
△ABDの面積を求めるだけです。
もうこれはできると思います。