イタリア09夏8日間の旅の紀行文


8月31日(月)

ナポリはブーツで言うと足の甲のあたり。カプリ島、青の洞窟へ。添乗員さんから「青の洞窟は今日は大丈夫そうです」というと歓声があがった。と言うのは、26日には異臭騒ぎがあって、立ち入り禁止だったし、波が高いと入れないこともあるからだ。ちなみにこの日の午後は波が高く中止になったそうだ。本当にラッキーである。
カプリ島まで高速船。高速船からボートに乗り換えて、青の洞窟入り口まで。ボートに狭い。ここに5人乗り込んだ。しばらく待つ。波が高くなかなか順番が来ない。徐々に洞窟に近づき、いよいよだ。1メートルの入り口を寝るようにしてくぐり抜けた。すると海の色が変わった。青でもエメラルド色でもない。神秘的な色。入り口の穴から差し込む光で波が光るのだ。20分ほど青い波にひたっていた。この洞窟は波が高いと入れないし、何度来ても入れない運の悪い人もいるという。私たちは運がいい。
その後、カプリ島の街の中心広場の周りは、バッグや靴、高級ブティックなどとてもおしゃれ。高級別荘地でもある。
カフェレストランで昼食。いかのトマトリゾット、クロスティーニ、白身魚のオリーブ煮、バニラアイス。
ポンペイに向かう。暑い。ポンペイはAD79年ヴェスヴィオ火山の噴火で埋もれてしまった古代の街。共同浴場。男女別の浴槽、温水、冷水浴場などある。パン屋。石臼や小間のピザ釜と同じ釜があった。水路や馬を止めておく穴。その他洗濯や居酒屋などもある。暮らしが垣間見えた。埋もれた人や犬が、朽ちて、そこに石膏を流し固めたものも展示されていた。
ポンペイの帰り、ブローチで有名はカメオの店に寄る。どれも彫刻の細かいものは1万円以上する。
ホテルでイタリア最期の夕食となる。サルティンポッカ(子羊肉に生ハムを重ねハーブで焼いたものの白ワイン風味)、パスタトマトソース、アイスクリーム、ワイン。この席で、運転手のイボさんにお礼をしようということになった。添乗員の渡邉さんには寄せ書きはどうかと言う話がでた。部屋に入り荷物整理をする。

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