質問<1046>2002/12/23
from=ソーコム
「面積が最大になるトキ。」


三角比の問題の一部だったんですが。

円Kに内接する四角形ABCDにおいて、BC=5、CD=3、∠C=120度
とする。……(略)……四角形ABCDの面積が最大となるとき、
AB、ACを求めよ。

という問題で、その問題の解説には。三角形BCDの面積は一定である。
ここで∠Cが120度なので∠BADは60度。
よって、三角形ABDが正三角形のとき四角形ABCDの面積が最大となる。
…とありました。
確かにいくつか調べてみるとどうやら正三角形のときが面積が最大なのですが、
なぜでしょう?根拠というかハッキリした形で知りたいです。
教えてください!!


お便り2002/12/27
from=toshi


かなり数学的ではなく、直感的解法ですが

BDが一定値であるので、三角形ABDが最大になるのは高さが
最大の時である(底辺はBD)
で、高さはBDと平行な線を引いた時の線分の間隔で
三角形が出来る為には、円と最低1点の交点を持たなければいけない。
そんな平行線を引いていけば、一番離れられるのは接する時。
接する時は正三角形になる(対称になるから)。


もう少し数学的に証明するのなら

BDがx軸対称になるようにxが負値を取るようにおく。
高さは(Aのx)-(Bのx)であり、Bのxの値は一定値なので
Aのxが最大で面積最大。
明らかにAはx軸上にある。
条件より60°なので、正三角形になる。