質問<1155>2003/3/21
from=多苦参
「絶対値の解法」


問題集の解法の中で、
絶対値のある式の解答で範囲の分け方が違うので、
どちらが良いのかお教え下さい。
ex1.
 |x-2| + |x+1| = 5を満たすxの値?の解法で

  (1)x<-1のとき ・・・
  (2) -1≦x≦2のとき ・・・
  (3) x>2のとき・・・

ex2.
 2x + |x+1| + |x-1| = 6を満たす実数xの値?の解法で

 (1) x≦-1のとき・・・
 (2) -1<x<1のとき・・・
 (3) x≧1のとき・・・

ex1とex2では場合の分け方で等号の付け方が違っています。
どちらが正しいのでしょうか?
またどちらでもいいのでしょうか?

ご解答いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


お便り2003/3/22
from=phaos


どっちでもいい。
基本的に
|x - a| と |x - b| (a < b)
が同時に一つの式に現れるとき場合分けのやり方は
(1) x < a, a ≦ x < b, x ≧ b.
(2) x < a, a ≦ x ≦ b, x > b.
(3) x ≦ a, a < x < b, x ≧ b.
(4) x ≦ a, a < x ≦ b, x > b.
の四つの方法があるが, どれでも同じ。
個人的には (1) か (4) がいいと思うが。


お便り2003/3/22
from=juin


どちらの分け方でもよいとおもいます。
実数全体を共通部分が無い、区間に分ければいいのです。
他にも、a<bのとき、実数全体を
(-∞,a), [a,b), [b,∞) のように、[  ,  )という種類の区間だけで
わけることもできます。