質問<1172>2003/4/13
from=ゴン太君
「極方程式」


「極方程式rcosθ=1で表される曲線を図示せよ。」

という問題なのですが、

r<0のとき、なぜ π/2<θ<3/2π なのでしょうか?

また、r<0のときの点P(r,θ)=(|r|,θ+π)は、どのようにして、
r>0の時に描いた直線L上にある、という結論にたどりつくのでしょうか?
というのは、自分で点Pを書いてみましたが、r>0の時と直線Lの位置が
一致しません。この辺のところを詳しく教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。


お便り2003/4/15
from=juin


(r,θ)平面から、(x,y)平面への写像は、x=rcosθ、y=rsinθで与えられる。
集合A={(r,θ)|0≦r<∞,0≦θ<2π}の中にあるrcosθ=1という曲線は、
(x,y)平面に写ると曲線x=1となる。
集合B={(r,θ)|-∞<r<∞,0≦θ<2π}の中で考える。
rcosθ=1より、r<0ならば、cosθ<0  
よって、π/2<θ<3π/2
r<0の場合も(x,y)平面でできる曲線は、x=rcosθ=1となる。
例えば、(r,θ)=(-2,2π/3)のとき、
(x,y)=(1,-√3)となり、直線x=1上にある。