質問<1225>2003/5/22
from=エリイ
「2円の交点」


2円
C1:x^2+y^2-4x-2y+1=0
C2:x^2+y^2=4
がある。
2円の交点を通る円または直線の方程式は
x^2+y^2-4x-2y+1+k(x^2+y^2-4)=0
とおけるのはなぜでしょうか。
分からないので教えてください。
よろしくお願いします。


お返事2003/5/28
from=武田


任意の数kに対して、方程式x^2+y^2-4x-2y+1+k(x^2+y^2-4)=0
が成り立つのは、x^2+y^2-4x-2y+1=0かつx^2+y^2-4=0のときだから
2円C1とC2の連立になる。
つまり、交点を通ることになる。
k=-1のときのみ直線となる。


お便り2003/5/29
from=エリイ


何度もすみません。
〈1225〉についてまだわからないことがあるのですが…

x^2+y^2-4x-2y+1+k(x^2+y^2-4)=0
と置いていますが、
k(x^2+y^2-4x-2y+1)+x^2+y^2-4=0
でもよいのでしょうか。また、
(x^2+y^2-4x-2y+1)+(x^2+y^2-4)=0
でもよい様な気がしますし、
k(x^2+y^2-4x-2y+1)+m(x^2+y^2-4)=0
でもよい様な気がします。なぜkを二番目の式の前にくっつけて連立
しているのでしょうか。
また、k=-1のときなぜ直線と分かるのでしょうか…


お返事2003/5/29
from=武田


k(x^2+y^2-4x-2y+1)+x^2+y^2-4=0でも結構です。

(x^2+y^2-4x-2y+1)+(x^2+y^2-4)=0では、2交点を通る円が1つしか
表示できませんので、たくさんあることを表すにはふさわしくありません。

k(x^2+y^2-4x-2y+1)+m(x^2+y^2-4)=0でも結構ですが、m/k=nとすると、
文字nの1つにすることができます。

習慣として2番目にkをつけているようです。

k=-1のとき、
  x^2+y^2-4x-2y+1+(-1)(x^2+y^2-4)=0
  x^2とy^2が消えて、-4x-2y+1+4=0
  ∴4x+2y-5=0と言う直線になる。この直線は、2交点を
   通る。