質問<356>2000/11/12
from=ai
「漸近線」


次の関数のグラフかけ。
1、漸近線がある場合,それをもとめる。
2、増減表を作り,極大、極小を求める。
3、y切辺、x→+-無限のとき収束するか
など考え、グラフをかく。
(1)f(x)=x^2+2x+1÷(x^2+1)
(2)f(x)=x・e^x
(3)f(x)=x・e^x÷(e^x-1)
(4)f(x)=loge(x^2+x/(x^2-1))
(5)f(x)=x^4+2x^2ー8x

漸近線があるか、ないかははっきりわかる方法は何ですか、
教えてください。
不連続な点はあるか何をしらべたらいいのかわかりません。


お返事2000/11/14
from=武田


問1
             1
f(x)=x2 +2x+────
           x2 +1

       1
lim  ────=0 より、グラフはy=x2 +2xに近づく。
x→±∞ x2 +1



問2
f(x)=x・ex

lim ex=0より、x軸(y=0)が漸近線となる。
x→-∞



問3
     x・ex
f(x)=────
     ex-1

x=0のとき、分母が0となるので、x=0で不連続となる。
lim ex=0より、x軸(y=0)が漸近線となる。
x→-∞



問4
              x
f(x)=loge (x2 +────)
             x2 -1

x=±1のとき、分母が0となるので、不連続となるとともに、
漸近線となる。
対数なので、y軸(x=0)も漸近線となる。
0<x<1は、真数がマイナスとなるので、グラフが書けない。



問5
f(x)=x4 +2x2 -8x



※漸近線があるか無いかは、分数と指数と対数が式の中にあるかどうか
 が関係する。
※不連続は分数の分母が0となる場所が対象となる。