質問<577>2001/7/20
from=資格試験受験生
「(x1、y1)を通る傾きmの直線の公式」


武田先生、ご多忙なところ失礼致します。

以下の公式が、なぜ成り立つのか分からないのですが、
これは、どのようにして導かれているのでしょうか?

xy座標のある点(x1、y1)を通る傾きmの直線の式を求めるとき
の公式で、式の形がy-y1=m(x-x1)という形になれば、
これは、座標(x1、y1)を通る傾きmの直線の式である、
という公式があると思いますが、これはどう導出しているのでしょうか?


お返事2001/7/25
from=武田



傾きがmの直線上に定点A(x1 ,y1 )があるとする。
この直線上を動点B(x,y)が進むとき、右下に直角三角形が書ける。
この直角三角形の(高さ/底辺)は直線の傾きにあたるから、
         m
(正確には傾きm=―に比例するから)
         1

高さ y-y1 
――=――――=m=傾き
底辺 x-x1 

したがって、
y-y1 =m(x-x1 )
という公式になる。
動点B(x,y)が直線を描く。