質問<648>2001/9/27
from=マスマニア
「または について」


今日は数学の『または』について質問したいとおもいます

(1)AまたはB  (2)cまたはD という条件があるとき
(1)かつ(2)といったら

4種類の可能性を含みますよね つまり 

(1)AかつC
(2)AかつD
(3)BかつC
(4)BかつD

でも最近参考書を解いていて おもったのですが
(1)または(2)というとき


かならずしもこの4種類が成立しない場合でも(1)または(2)が成立すると
いっているような時があるとおもうのですが どうなんでしょうか?


例 x^2-bx+c=0の解 α βが 1と0の間にあるとき どんな不等式が成立
  するかという問題のとき

解答では   f(x)=x^2-bx+cとおくと
f(1)≧0 かつf(0)≧0 かつD≧0   かつ  0<軸のx座標<1
という式をたてますね
このときってf(1)=0かつf(0)=0じゃあ題意にあわないですよね
だけどもf(1)≧0 かつf(0)≧0という『式の可能性』をみたらf(1)=0
かつf(0)=0という可能性ももちろん含みますよね

つまりf(1)=0かつf(0)=0を含まないときでも
f(1)≧0 かつf(0)≧0という言い方をしますよね?

どうでしょうか?


お返事2001/9/29
from=武田


言葉の問題かと思います。
国語的には「………と………の間に」とは、中を指すので、
等号はないのが普通ですが、
数学的には、両端も含むと考えているので、
等号がつくのでしょう。