質問<160>99/7/18
from=橘 由華
「数I」


次の問題の解き方を教えて下さい。

問1
1から100までの番号が書かれたカードが100枚ある、
この中からカードを1枚抜き出す時、その番号が4で割り切れ
る数。

問2
6本の平行線と、これらに交わる4本の平行線によって出来る
平行四辺形はいくつあるか。

問3
次の自然数の和を求めよ。
   20+21+22+・・・・+49+50

問4
半径5の円に1つの直径ABと、周上の2点C,Dをとり、四角形
ABCDを作る。角ABC=60度、角BAD=75度の時。
(1)線分ACの長さ
(2)角ADCの大きさ
(3)線分CDの長さ

問5
三角ABCにおいて、等式SinC=2SinACosBが成り立つ時、
三角ABCはどのような形の三角形か。

多くて本当にすみません。
よろしくお願いします。


お返事99/7/20
from=武田


問1
1から100までの番号のうち、4で割り切れる番号は
100÷4=25というわり算で、25個あることが分かる。
100枚のカードから1枚取りだし、4で割り切れる番号の
カードを取り出す確率は、
25/100=1/4……(答)

問2
6本の平行線から2本取りだす場合の数は、組合せより
62
これと交わる4本の平行線から2本取り出すのも、
42
これらが同時に起こって平行四辺形ができるので、
積の法則より、
62×42
=90個……(答)

問3
S=20+21+22+・・・・・+49+50
とおく。逆に並べて、
S=50+49+48+・・・・・+21+20
この2つをたして、
2S=70+70+70+・・・・・+70+70
  =70×31
  =2170
∴S=1085……(答)

問4

(1)線分ACの長さ
△ABCは直径ABの上にあるので、∠ACB=90°
したがって、△ABCは60°の直角三角形になるので、
三辺の比が2:1:√3、斜辺AB=10(半径5の2倍)
より、
∴AC=5√3……(答)

(2)角ADCの大きさ
円に内接する四角形は対角の和が180°より、
∠ADC=180°-∠ABC
    =180°-60°
    =120°……(答)

(3)線分CDの長さ
∠CAD=∠BAD-∠BAC
    =75°-30°
    =45°
△ACDは円に内接するので、正弦定理より、
辺CD/sin45°=2R(直径)=10
∴CD=10sin45°
   =10×(√2/2)
   =5√2……(答)

問5
正弦定理と余弦定理より、
sinC=2sinAcosB
c/2R=2(a/2R){(a2+c2-b2)/2ac}
a2-b2=0
a>0、b>0より、a=b
∴AC=BCとなる二等辺三角形……(答)