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242.「戦国騎馬軍団の始祖 武霊王」を読んで桐谷 正さんの「戦国騎馬軍団の始祖 武霊王」(祥伝社)を読んだ。 |
237.「消えた海洋王国 吉備物部一族の正体」を読んで関 裕二著の「消えた海洋王国 吉備物部一族の正体 古代史謎解き紀行」(新潮文庫)を読んだ。彼は、私が高校生時代住んでいた柏市の出身と言うこともあり、また古代史の謎解きと言うこともあり、結構彼の本を読んでいる。少しマニアックな面もあるが、歴史に封印されてきた謎を見事に解明していく彼の作品には興味を覚える。 |
229.「地球の歩き方 ラオス」を読んでダイヤモンド・ビッグ社発行の「地球の歩き方 ラオス」を読んだ。 9月22日から1週間旅行に行く東南アジアのラオスについて勉強しようと思ってガイドブックを購入した。旅行しおりにある2大都市ビエンチャンとルアンパバーンについて詳細に読んでいくと、知らないことだらけであった。 |
228.「コンビニ人間」を読んで村田沙耶香著の「コンビニ人間」(文藝春秋)を読んだ。 第155回芥川賞(2016年度)を受賞した作品である。そのタイトルの奇抜さから是非読んで見たいと待っていた本が、書店の棚に並んだので、早速購入した。ブックオフと図書館からの本しか認めない妻の目を盗んで購入したので、カバーしたまま置いてある。いつ気づくか楽しみである。 |
227.「サハリン残留」を読んで玄 武岩(Hyun Mooam)、パイチャゼ・スヴェトラナ、後藤 悠樹の3人による共著の「サハリン残留」(高文研)を読んだ。 玄 武岩は、日韓関係および在外コリアンの研究者で、サハリン残留朝鮮人の歴史と現在について研究を行ってきた。サハリンの現地調査の経験もある。パイチャゼ・スヴェトラナは、通訳として1人のサハリン朝鮮人に会い、「母は日本人」と言う言葉を聞いて、サハリンに日本人残留者がいることを知って驚くところから関心を持ち、北海道でサハリン帰国者に接する。在外ロシア人の研究者は「北海道多文化共生におけるサハリン帰国者の役割」と言う研究プロジェクトを開始した。後藤 悠樹は、20才の頃からたびたびサハリンを訪れ、日本・韓国・ロシアの狭間に生きるサハリンの人たちをカメラに収めてきた。彼の作品に映し出される素顔の主人公たちへの温かい目線と柔軟な感性は輝いて見えた。本書に登場する人々を写した写真展で、3人は意気投合して、「語り」と「イメージ」をあわせた本書ができあがった。 |
226.「前世への冒険」を読んで森下 典子著の「前世への冒険-ルネサンスの天才彫刻家を追って」(光文社知恵の森文庫)を読んだ。 森下典子の著作には「いとしいたべもの」のようにエッセイものが多いのだが、 2000年の頃書いた「デジデリオ」はその趣を異にする。イタリアの彫刻家デジデリオは500年前のルネッサンス期に存在した芸術家だが、なんと森下典子の前世だという。 |
225.「津軽双花」を読んで葉室 麟著の「津軽双花」(講談社)を読んだ。 123番で読んだ「蜩(ひぐらし)ノ記」の印象から葉室作品を読んでみたかったので、「津軽双花」が本屋の陳列棚にあるのを見つけたので直ぐ購入した。表紙の絵がとても綺麗で印象的である。表紙も本にとっては大事だと思う。中には挿絵がないが、読みながらこの2人の絵がいつも浮かんできたのには驚いた。イメージが中身を膨らます例であろう。自分でイメージしても良いが、絵によって与えられたイメージも良いものだ。映画を見たあと本を読むとこういうことがよく起こる。 |
224.「『ABC』問題は解決できるのか」を読んで松村 高夫著の「『ABC』問題は解決できるのか」(ABC企画委員会ブックレット)を読んだ。 今年(2016年)の3月5日に草加であった講演会「戦争法体制・731部隊・『責任の歴史学』を考える」に参加したとき購入した本だ。このたびの参議院選挙の憲法改悪派が3分の2を越える議席をとったという現実が何故起こったのかを知りたくて、読みかけになっていたこのブックレットを取り出して読んだ。 |
223.「日輪の遺産」を読んで浅田 次郎著の「日輪の遺産」(講談社文庫)を読んだ。 208番で読んだ浅田次郎著「シェラザード」につづく作品として読んだ。解説の北上次郎(ミステリー文学評論家)によると、1993年に書かれたこの作品は、浅田次郎の初期の作品「きんぴか」「プリズンホテル」から、1996年「蒼穹の昴」以降に燦然と輝く浅田文学への切り替え地点の作品となるらしい。 |
222.「海の祭礼」を読んで吉村 昭著の「海の祭礼」(文春文庫)を読んだ。 鎖国している日本にアメリカからペリーが来航し、そのあとハリスが老中・阿部正弘へ通商条約を要求して一気に開国を迫った。その所為か39歳の徳川幕府一番の強者だった阿部正弘は急死する。その後、井伊直弼の登場で、難局を乗り切るために独裁化が進み、吉田松陰など処刑される。それに端を発して、尊王攘夷派や薩長同盟など急速に幕府転覆への道を進んでいく。無能な幕府と近代化を進める新政府軍という構図で、明治維新を理解していたが、この本に出会って目から鱗がはげ落ちていった。 |
221.「ハッピー・リタイアメント」を読んで浅田 次郎著の「ハッピー・リタイアメント」(幻冬舎文庫)を読んだ。 天下の財務省に33年間勤務し、やっと課長補佐になったノンキャリアの樋口慎太郎(55歳)と、自衛隊に37年間在隊し、大学の通信教育を履修して二等陸佐(昔の陸軍中佐)になった大友勉(55歳)の2人のもとに、JAMS(全国中小企業振興会)の神田分室が再就職先として発令されたところから、話は進展する。 |
220.「王妃の離婚」を読んで佐藤 賢一著の「王妃の離婚」(集英社文庫、第121回直木賞受賞)を読んだ。 「ビブリオバトルinぼんとん」で初期の頃、すえちゃんが佐藤賢一の「カルチェ・ラタン」と「傭兵ピエール」の紹介をしてくれたときから気になっていた佐藤賢一だが、ついに著作の一つの「王妃の離婚」を読むことが出来た。最初は難しいかなと構えていたが、中頃から中身の面白さにグイグイ引っ張られて読んでしまった。 |
219.「満つる月の如し-仏師・定朝」を読んで澤田 瞳子(さわだ とうこ)著の「満つる月の如し-仏師・定朝」(徳間文庫)を読んだ。 解説の北上次郎(ミステリー文学評論家)によると、澤田瞳子は2010年9月に「孤鷹の天」でデビューし、中山義秀文学賞を受賞した新人で、5年間のうちに次々と作品を発表している。北上次郎に「歴史時代小説界の次世代のエース」と言わしめている。私の妻からは、「新聞でよく見かける時代小説家・澤田ふじ子の娘だよ。」と言うのを聞いていたので、読んでみる気になったのだ。 |
218.「三都物語」を読んで船戸 与一著の「三都物語」(新潮文庫)を読んだ。 元野球選手で有名な清原和博が覚醒剤事件を起こしたちょうどその頃、巨人軍でかけ賭博が発覚し、笠原元投手らがプロ選手抹消されたタイミングで、何となく読んだ「三都物語」は、野球のかけ賭博の話から始まる。野球界の裏事情が事細かく書かれていて興味深く読むことが出来た。 |
217.「つぶやき岩の秘密」を読んで新田 次郎著の「つぶやき岩の秘密」(新潮文庫)を読んだ。 NHK少年ドラマシリーズで放映されて、石川セリの「遠い海の記憶」(主題歌)でも有名になった映画の原作である。巻末の中島京子の解説にあるように、70年代から80年代にかけてNHKが放映した少年ドラマシリーズを見た人々にとって忘れられないものとなっているようだ。残念ながら、私はこの時には、大学生から社会人に成り立てで、このシリーズは見ていない。DVDを購入して見てみようと思ったが、価格が二万八千円と高額だったので止めたが、どこかで是非見てみたいものだ。 |
216.「氷結の森」を読んで熊谷 達也著の「氷結の森」(集英社)を読んだ。またしても妻がブックオフで買ってきた。理由は、最近中国史ばかり読んでいるので、他の本も読んでバランスをとらせたいみたいだ。「太公望」を読み終わった後でもあったので、何となく目を通した。すると、サハリン(樺太)の地名が踊っている。2013年の秋に行った「サハリン平和の旅」と重なったので、興味深く読むことが出来た。 |
215.「太公望(上・中・下)」を読んで宮城谷昌光著の「太公望」(文春文庫)を読んだ。最初に思うことは、夏王朝最後の支配者・帝桀にしても、商王朝(殷王朝)の最後の支配者・帝辛(紂王)にしても、その性格としては横暴極まりない思いがするが、その政治的手腕は勝るものがあるので、なかなか王朝を倒すことが出来ない。そして、その近隣の弱小王侯たちは、その王朝の下にいることで自身の身が守られている。また、各王朝には名陪臣もいるが、崩壊の切っ掛けは、その陪臣を遠のける理由(帝桀は昆吾氏を遠のける。帝辛は箕子(きし)を遠ざける)から生じてくる。良い意見をする人がいなくなり、取り入るような人が王の身の回りにはびこることが起こるからだ。(なんだか今の政治と似ている感じはする) |
214.「天空の舟 小説・伊尹伝(上・下)」を読んで宮城谷昌光著の「天空の舟」(文春文庫)を読んだ。宮城谷昌光の中国史の本にすっかりはまってしまった。特に、夏・殷(商)・周の3王朝については、司馬遷の史記を読んだときに、その王または帝の系譜をすべて書き出したことを思い出した。それぐらい興味津々である。つくづく司馬遷の史記のありがたさを実感する。 |
213.「マスカレード・ホテル」を読んで東野 圭吾著の「マスカレード・ホテル」(集英社文庫)を読んだ。沖縄平和の旅へ行く前から読み始め、旅行中にホテルに滞在しながら読み終えることができた。一流のホテルマンの心得がよくわかり、どんな仕事でも一流になるには努力が大事なことが理解でき、そういう目で宿泊中のホテルの人々を見ることができたのは面白かった。 |
212.「大使が見た世界一親日の国 ベトナムの素顔」を読んで坂場 三男著の「大使が見た世界一親日の国 ベトナムの素顔」(宝島社)を読んだ。これは、先日行われた「第20回ビブリオバトルinぼんとん」でチャンプ本になった本で、来年埼玉AALAの平和の旅で「ベトナムの旅」が計画されていることもあり、読んでおこうと思って白崎さんから借りて読んでみた。 |
211.「湖底の城 四巻」を読んで181で読んだ「湖底の城(1・2・3)」の続きの文庫本が発行されたので、さっそく購入して読んだ。宮城谷昌光著「湖底の城(4)」である。今回は、楚から逃れて流浪する伍子胥(ごししょ)たちが、呉の国の公子光(こうしこう、呉の将軍。呉王の王僚と対立)の賓客として延陵(えんりゃく、呉の時代に季子(きし)が治めた邑)に落ち着き、そこで暮らしながら、いつか楚王の平王を討つべく復讐に燃え力を蓄えていた。 |
210.「図説 鹿嶋の歴史 原始・古代編」を読んで財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団が発行した「鹿嶋市の文化財第121集 図説 鹿嶋の歴史 原始・古代編」を鹿島神宮社務所で購入した。原始・古代編以外もあったが、鹿島神宮以前の神社名「坂戸社、沼尾社」、蝦夷の「阿弖流為(あてるい)」、「中臣」の名前、将門の関連などを調べたかったので、古代編を購入した。 |
209.「西郷の貌」を読んで加治 将一著の「西郷の貌」 (祥伝社文庫)を読んだ。 |
208.「シェエラザード(上)(下)」を読んで浅田 次郎著の「シェエラザード」 (講談社文庫)を読んだ。 |
207.「炎昼-私説 葛根廟事件-」を読んで大櫛 戊辰(おおくし つちや)著の「炎昼(えんちゅう)-私説 葛根廟(かっこんびょう)事件-」 (文芸社)を読んだ。 |
206.「黄昏の 光と影」を読んで柴田 哲孝著の「黄昏の 光と影」 (光文社)を読んだ。 |
205.「少年口伝隊 一九四五」を読んで井上 ひさし著の「少年口伝隊 一九四五」 (講談社)を読んだ。 |
204.「銀の匙」を読んで中 勘助著の「銀の匙(さじ)」 (角川文庫)を読んだ。 |
203.「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて
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202.「RYU(りゅう)」を読んで柴田 哲孝著の「RYU」(徳間文庫)を読んだ。 |
201.「ラプラスの魔女」を読んで東野 圭吾著の「ラプラスの魔女」(角川書店)を読んだ。 |
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